野菜不足で吹き出物増加。30代から注意すべき野菜とのつきあい方

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鏡を見たときに吹き出物を見つけると、ちょっとショックを受けてしまいませんか?

肌の手入れも怠らずにしているつもりなのに、なぜ?と考えてみると、やはり「最近野菜不足だったなあ」と思い当たるかもしれません。野菜が不足すると吹き出物が出てきてしまう理由、そして、30代からはより注意すべきなのは何故なのか、詳しく解き明かしていきたいと思います。

吹き出物はどうやってできる?

吹き出物はどうやってできる?

何らかの原因で毛穴が詰まってしまい、その毛穴の中で雑菌が繁殖してしまうと吹き出物になります。

10代のころとは違う30代の吹き出物

10代の頃のニキビは、主に皮脂が過剰に分泌してしまうことが原因です。その皮脂が毛穴につまり、ニキビとなってしまうのです。

しかし、30代以上の吹き出物の主な原因は、肌のターンオーバーの乱れといえます。ターンオーバーが正しく行われなくなると、角質が古くなってもはがれ落ちずに肌に残ってしまいます。それが毛穴をつまらせ、吹き出物ができてしまいます。

この状態を引き起こしてしまう代表的な要因が、食生活のかたより、つまり野菜不足なのです。ターンオーバーが乱れるということは、吹き出物だけでなく肌荒れやゴワゴワの肌にもつながってしまうので、それはぜひとも避けたいところですね。

野菜が足りないと肌はどうなる?

野菜が不足するということは、とくにビタミンが不足するということです。美肌に欠かせないといわれるビタミンCやビタミンB群などが足りなくなることで、吹き出物が出きてしまいます。

また、食生活の乱れから野菜の摂取量が減り、その分脂肪分や糖質の摂取が増えると、皮脂の元になる成分も体内に増加します。そうすると、過剰に皮脂を分泌し、吹き出物のできやすい肌になるのです。忙しさにかまけて食事に手を抜くことはよくあることですが、意識して野菜を取るようにしないと吹き出物の解消は難しそうですね。

野菜不足が引き起こす便秘、便秘が引き起こす吹き出物

また、野菜不足になると食物繊維の摂取量が減ってしまうため、便秘にもなりやすくなります。便秘になると、腸の中に留まり続ける便から有害物質が発生し、それは腸から吸収されて血液と一緒に体中へ運ばれます。

皮膚に到達した有害物質は、吹き出物となって体外に出てくるのです。つまり、野菜不足が便秘を引き起こし、便秘が吹き出物をできやすくするというメカニズムが働いているのです。便秘に吹き出物、という二重の不快感をもたらすとは、やはり野菜不足はあなどれません。

 

肌に必要なビタミンと、それを多く含む野菜は?

肌に必要なビタミン

それでは、野菜に含まれる肌に必要なビタミンには、どんなものがあるのでしょうか。また、どんな野菜に多く含まれているのかも見てみましょう。

ビタミンC

ビタミンCには皮脂が過剰に分泌してしまうのを防ぐ働きがあります。また、吹き出物の原因になるといわれる活性酸素の働きを抑える作用もあるといわれているのです。

赤や黄色のピーマン(パプリカ)、芽キャベツ、ゴーヤ、ブロッコリー、カリフラワー、ケールなどはビタミンCを多く含んでいます。比較的手に入りやすく料理にも使いやすい食材が多いので、これらは積極的に摂るようにしたいですね。

ビタミンB2

ビタミンB2には、脂質の分解を活発にする作用があります。そのため、皮脂の分泌が過剰になるのを抑えてくれます。

また、細胞を修復したり、新生したりする働きがあるため、肌のターンオーバーを正常に保って吹き出物ができるのを防ぎます。モロヘイヤ、大葉、菜の花、アボカドなどに多く含まれています。

ビタミンB6

ビタミンB6はタンパク質の合成や分解をを助ける働きがあり、健康な皮膚を守るのに欠かせないビタミンです。不足すると皮膚の炎症を起こしやすくなるため、吹き出物が悪化する原因にもなります。

にんにく、唐辛子に多く含まれているため、調理の際にはぜひ風味付けにこれらを利用したいですね。

ビタミンA

ビタミンAには皮膚の乾燥を防ぎ、肌を健やかに保つ働きがあります。野菜にはカロチンの形で含まれており、体内でビタミンAのレチノールに変換されます。人参、モロヘイヤ、ほうれん草、よもぎ、春菊などはカロチンが多く含まれ、一度に多く取りやすい野菜ですので、積極的に取っていきましょう。

 

忘れてはならない食物繊維

食物繊維

食物繊維も、吹き出物を解消するにはなくてはならない栄養素です。先ほども出てきたように、野菜不足になると便秘になりがちです。 そして、便秘は吹き出物のもとを作ってしまいます。便秘予防のためにも、野菜をしっかり取る必要があります。

食物繊維には腸の働きをよくする「不溶性食物繊維」と、便を柔らかくする「水溶性食物繊維」の2種類があり、便秘予防のためにはどちらもバランスよく取ることが必要です。野菜の多くに両方の食物繊維が含まれていますが、その中でも、不溶性食物繊維はさつまいも、ごぼう、かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリー、コーンなどに多く含まれます。

一方、水溶性食物繊維を多めに含むのは、かぼちゃ、人参、モロヘイヤ、ピーマン、大根葉、キャベツなどです。

 

辛めの味付けで野菜をたっぶり取ろう!

野菜スープで肌荒れ改善

吹き出物をなくすために野菜をたくさん取りたい、けれど、正直料理が面倒という方もいるのではないでしょうか。簡単にたくさんの野菜を取るには、スープや鍋がおすすめです。軽く煮るだけでもカサが減り、一度に多くの野菜を取ることができます。

とくに、肌を健康にする働きのあるビタミンB6を含む唐辛子、にんにくを入れて辛めの味付けにしてみると、食欲も増進し野菜をたっぷり食べられます。

 

まとめ

野菜不足がなぜ吹き出物の原因になるのか、理解していただけましたでしょうか。30代以上になると多発してしまう肌のターンオーバーの乱れを防ぐためにも、やはり野菜は必要でしたね。

自分では野菜を多めに取っているつもりなのに吹き出物が出てしまう、こんな時は、自分の意識とは反対に、肉類や油っこいものをついつい多くとってしまっていることが多いようです。油分の多い食べ物は控えめにし、例えば「肉類・こってり系の2倍の野菜」を意識して、野菜中心にしたバランスの良い食事を心がけてくださいね。