続く下痢の原因は野菜不足?野菜がどれだけ便通に影響するのか

p-6-1

下痢が続いている、お腹の調子が悪い、といった体の不調で悩んでいませんか?

もしかしたら慢性的な下痢は、野菜不足が関係しているのかもしれません。もちろん、下痢の原因はさまざまなことが考えられますが、食生活の乱れに心当たりのある方は、腸内環境が悪化し慢性的な下痢になりやすいといわれています。

野菜が不足するとなぜ下痢になるのか。そして率先して摂りたい野菜などをご紹介します。

野菜不足で腸内環境が悪化。それが長く続く下痢の原因?

インスタント食品

インスタント食品や脂っこい食事を摂り過ぎていませんか?
ファストフードやコンビニなどのお手軽な食事は便利でおいしいですが、どうしても野菜不足になりがちです。

野菜不足になると、便を作る食物繊維が不足していまい下痢の原因になります。食物繊維不足というと、便秘のイメージが強いですね。ですが、下痢にも影響を与えます。最近、野菜を摂っていないと心当たりのある方は、食生活を見直してみることが大切です。

どうして野菜不足だと下痢になるの?

野菜には、ビタミン類だけでなく食物繊維が豊富に含まれています。ですから、野菜不足になると必然的に食物繊維も不足してしまいます。

食物繊維は、腸内環境を整える善玉菌のエサになる大切な栄養素であり、不足することで悪玉菌が増えてしまいます。悪玉菌が増えると、便秘になるだけと思われがちですが、腸内環境が乱れるため、下痢の原因にもなるのです。

下痢のときには菌の摂り過ぎに注意

下痢が続くときに、腸内環境を改善しようと、むやみやたらに菌を摂り過ぎてしまうのは逆効果です。お通じがよくなり過ぎて下痢が悪化してしまいます。

善玉菌で有名なヨーグルトも、下痢の場合は体を冷やす、脂肪分が腸に負担をかけるなどの理由から、オススメできません。そこで、適切な野菜から腸内環境を自然に整えていく必要があるのです。善玉菌は腸によいからたくさん摂ろうという考え方も、度を超えてはダメなのですね。

下痢が続くときに乳酸菌を摂り過ぎるとどうなる?

体が健康なときに、乳酸菌を大量に取り入れても特に大きな副作用はありません。しかし、乳酸菌は排便活動を活発にさせ、ぜんどう運動が盛んになり過ぎすので下痢の症状を悪化させてしまいます。

また、すべての乳酸菌と相性が合うわけではないのも理由の一つです。相性の悪い乳酸菌は便として排泄されるだけなのです。乳酸菌を大量に取り入れるよりも、自分と相性の良い乳酸菌を探してみることが大事です。

 

下痢には適切な野菜で腸内環境の改善を

野菜

下痢が続いていると、野菜や食物繊維はお腹を下すのではないかと、怖くて食べられないという人もいるのではないでしょうか。

下痢の時に野菜はNG?

野菜を摂らなければ、ビタミンやミネラル不足にもなり、さらに下痢を悪化させることになります。野菜に含まれる成分は、下痢の改善に役立つ複合的な要素がたくさんあるのです。
ですが、どんな野菜でもOKというわけではありません。

下痢に悪影響な野菜もある

野菜をなんでもたくさん摂れば下痢が改善できるかというと、適さない野菜もあります。野菜を食べると下痢が悪化したという方は、間違った野菜の摂り方をしたのかもしれません。

それではここで、しっかりと下痢に効果のある野菜をみてみましょう。

 

下痢に効果がある水溶性の野菜

水溶性の野菜

食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2タイプあります。どちらも正常な便作りには欠かせないのですが、状況に合わせた摂り方というのがあります。不溶性のものは下痢には逆効果!下痢を治したいのであれば、水溶性の食物繊維を摂る必要があります。

どうして「水溶性」の食物繊維は下痢に効果があるの?

水溶性食物繊維は、水分を吸収しぬるぬるしたゼリー状になる物質で、便の余分な水分を吸収する効果があります。

水に溶ける消化の良い食物繊維は、善玉菌のエサになり、腸内細菌を増やす役割を果たし、腸内環境を快適にしていきます。下痢が続く「慢性的な下痢」を治すためには、水溶性食物繊維は必要不可欠です。

下痢に効果がある「水溶性」の野菜

水溶性の食物繊維は、ネバネバした食材やヌルヌルした野菜に多く含まれます。例えば、わかめやひじき、モロヘイヤ、オクラ、こんにゃく、山芋、里芋などの野菜です。

野菜が苦手、野菜から摂るのは大変だという人は、水溶性食物繊維を多く含む果物(キウイやバナナ、りんご、レモン、イチゴなど)を摂るようにするのもいいですね。体に良い野菜も、きちんと理解して用いることが大切。健康な体つくりに欠かせませんね。

 

下痢が悪化する不溶性の野菜

下痢にNGな野菜

下痢が続くときに注意したいのが不溶性の野菜です。食物繊維も豊富で、体に良いとされていますが、下痢が続いているときには摂り過ぎに気をつけなければなりません。もしかしたら普段、よく口にしている食材があるかもしれませんね。詳しく見てみましょう。

下痢に逆効果!「不溶性」食物繊維を摂り過ぎてはいけないわけ

下痢の症状が続き、なかなか改善が見られないときに不溶性食物繊維を摂取してしまうと、腸を刺激し、下痢の症状を悪化させてしまうことがあります。不溶性食物繊維は水に溶けにくい繊維質で、腸のぜん動運動を活発にして排便を促します。便秘には効果があるのですが、下痢のときには避けたほうが良い食材です。

下痢が続くときに注意したい「不溶性」食物繊維の野菜

ごぼうやさつまいも、たけのこ、おからなど、ボソボソとしている特徴のある野菜が、不溶性食物繊維に入ります。腸を刺激し便を排泄しやすくするため、下痢が悪化します。

下痢が続くときにはバランスの良い野菜の摂り方が大切

とはいえ、まったく不溶性食物繊維を摂らないと便がつくられず、下痢に良くありません。そこで、おススメするのが「不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を2対1で摂る」です。 このバランスで摂ることが理想的です。

そして、慢性的な下痢の方やお腹の弱い方は、腸の刺激や消化を助けるため、繊維質なものは特によく噛んで食べることを心がけるようにしましょう。

下痢が続くときにはこんな食べ物に注意!

生野菜は体が冷えるため下痢のときには不向きです。カフェインやアルコールも体を冷やし消化不良を起こしやすくなります。

また、揚げ物や天ぷらなどの油は、腸に負担をかけてしまいます。そのため、野菜を摂ろうと、野菜天ぷらを食べてしまっては逆効果です。下痢気味のときは、これらの食材を控えるようにしましょう。

まとめ

下痢が長く続くという方は、やはり腸内環境が乱れているのですね。腸内環境が整っていれば、腸は正常な働きをしてくれ、下痢になることもないでしょう。ですから、バランスのよい野菜を多く摂り、腸内の善玉菌が増えて腸内環境が快適になれば、下痢は改善されていきます。

普段の食事内容を見直し、下痢に適した野菜を多く摂り入れ、腸内環境を良好に改善していきましょうね。