子供の野菜不足解消に野菜ジュースは効果があるのか?

野菜は、にがい・青臭い・マズイ、と感じる子どもがほとんど。
そのせいか子供は野菜が不足しがちです。しかし、子どもの発育に野菜の栄養分は欠かせません。口当たりのよい野菜ジュースを飲めば野菜不足を解消できそうですが、野菜そのものと同じ効果は期待できるのでしょうか?野菜ジュースの効果をまとめてみましたので、是非チェックしてくださいね。

子供の野菜不足、どんな悪影響が・・・

健康な身体づくりには、いろいろな食材を食べることが大事ですね。その中でも野菜は健康維持に欠かせない物ですが、子供たちからは嫌われやすいです。

子どもに野菜を食べさせることに苦労しているお母さん方の心配の種は子供の発達にさまざまな悪影響を及ぼすこと…。

身長が伸びない

身体の成長に必要な、肉や魚などのタンパク質やカルシウム同様に、野菜の持つビタミンやミネラルも欠かせません。これらが不足すると細胞や組織の生成が滞り、その結果、身長の伸びに影響を及ぼします。

物覚えが悪く情緒不安定になる

乳幼児期は、話す、読む、書く、遊ぶなどの様々なことを覚えて脳を発達させる時期。脳の発達にはビタミンを多く含む野菜は欠かせません。また、ビタミンを欠くと情緒を安定させる脳内物質も生成されにくくなるため、かんしゃくもちになったり、ものごとに対して無気力になってしまったりと情緒の発達にも悪影響を及ぼします。

子どもには無縁だったはずの便秘

昔から便秘は子どもには縁のないものといわれてきましたが、ここ数年、重度の便秘に苦しみ消化器外来を訪れる子供が増えているようです。なかには手術にまで至る深刻なケースも…。子どもの便秘が増えた主な背景は偏食によるものなので、子供の野菜不足(食物繊維不足)が大きな原因なのですね。

 

野菜嫌いの子供に美味しく野菜を食べさせるコツ

野菜は成長に欠かせない物、なんとか子どもに野菜を美味しく食べてもらうコツを4つご紹介しますね。

甘みのある野菜を食べさせる

甘みのあるとうもろこし、さつまいも、かぼちゃなどの野菜を食べさせることで、野菜を好きになってもらいましょう。ホットケーキや蒸しパンなどのおやつに混ぜるのもおススメです。

すりおろして子供の好きな食材に混ぜる

一度、その野菜をきらいと感じたら頑なに食べない子供もいます。嫌いな野菜の色、形、味を覚えてしまっているので、敏感に反応します。ハンバーグやミートボールなど子どもの好物に野菜をすりおろして混ぜます。

下ごしらえを工夫する

ほうれん草や小松菜、たまねぎ、ピーマンやなどの癖のある野菜は、水にさらしたり熱をくわえたりなど下ごしらえする際にひと手間加えてみてください。においや苦みが軽減され食べやすくなります。

野菜ジュースで足りない栄養分を補う

野菜の食感そのものが嫌いな子供には生野菜ジュースを利用しましょう。牛乳や果物と一緒に野菜ジュースを作れば、味を変えておいしい飲み物として抵抗なく飲んでくれます。

 

子ども達に食べてもらうには、お母さん方の苦労は一方ならぬものがありますね。この中で、野菜ジュースは野菜のイメージとは違うため、一番期待できそうですが……

 

子供の野菜不足解消に市販の野菜ジュースは代用できる?

飲み物感覚で野菜を摂れる野菜ジュースはお母さんにとっても強い味方ですね。特に共働きのお母さんから「なるべく調理の手間を省きたいので、子どもの野菜不足解消に市販の野菜ジュースを使いたい」という声もあります。

しかし、市販のものは製造工程で一部の食物繊維を取り除いたり、加熱処理を行うためビタミンCや酵素が失われたりします。つまり、野菜を子どもたちに食べさせたい一番大事な栄養素が欠けてしまっているんですね。ところが、トマトジュースなどは生で食べるよりも栄養の吸収が良くなりますので、添加物なしのトマトジュースなどはお料理に利用してみるのも一案です。

それでは、お家で作る生野菜ジュースについて次の項目でお話いたします。

 

生野菜ジュースの効果と美味しく作るコツ

市販の野菜ジュースでは栄養を十分摂取できないとお話ししましたが、生野菜ジュースにすれば野菜嫌いの子供でも口にしてくれそう…ですが、生野菜ジュースにしても野菜の栄養分は損なわれないかが気になるところですね。生野菜ジュースの効果と美味しく作るコツをご紹介します。

生野菜ジュースの栄養分

ジュースにすることで野菜の細胞膜が崩れるため、体内で栄養素や酵素が吸収しやすくなり、短期間で効率よく消化を行うことができます。さらに加熱しないため、熱に弱いビタミンCや酵素などの栄養素も損なわれることもありません。栄養を早く吸収するには、生野菜をそのまま食べるよりもジュースにした方がいいですね。

作るときはミキサーで

生野菜ジュースを作るのにミキサーかジューサーのどちらかで作ると思います。ここでオススメするのはミキサー。ジューサーは機械内部で果物や野菜を絞るため、食物繊維が分離され、水分しか残りません。また、ジューサーだと水分の多い野菜や果物しか絞れないため、色々な野菜の栄養分を取り入れるという点ではやっぱりミキサーです。

生野菜ジュースの作り方、基本

野菜の栄養分を詰め込みたいからといって、とにかく野菜を混ぜればいいというわけではありません。

基本の組み合わせは

「メインの野菜+果物+水分(水、牛乳)+調味料(はちみつ、ヨーグルトなど)」。

野菜や果物は皮や種をとって生のまま使用します。メインの野菜を1個そのまま入れて、味見しながら果物を足していくと美味しくできますよ。皮ごと食べられるものは、種を除いて皮ごと使いましょう。酵素がたっぷり含まれています。

ジュースの見た目はキレイに

せっかく栄養満点のジュースを作っても見た目がキレイじゃなければ、子供は飲んでくれません。ジュースの見た目をキレイにするコツは同系色の野菜や果物を混ぜること。シンプルで鮮やかな色合いのジュースだと子供は喜んで飲んでくれますよ。

色々と工夫をこらしてもどうしても野菜が食べられない子供には、生野菜ジュースで野菜にならす、これも大事かもしれませんね。

 

野菜ジュースより野菜不足解消が可能なものがある

時間がなくて、自宅で野菜ジュースは作っていられないお母さんには、次の2品もおすすめしたいです。

添加物が少ない青汁

青汁は苦くて飲みにくいイメージがありますが、最近は子どもでも飲みやすいように口当たりのいいものが増えています。凍結粉砕製法を用いて製造されているため、原材料の成分が損なわれません。また添加物を含むものも少ないため、子どもに飲ませても安心ですよ。

野菜の栄養素が凝縮された酵素ドリンク

熱に弱い酵素は市販の野菜ジュースには含まれていません。しかし、低温で発酵・熟成する酵素ドリンクであれば、生野菜と同様の酵素を体内に取り入れることができますよ。

 

まとめ

子供の野菜不足を解消するのは、子供に野菜は美味しい食べ物だと思わせること。
子供に強制的に野菜を食べさせるのでなく、ジュースを作ったり、調理の方法を変えたりなど様々な工夫をして、野菜を食べやすくする必要があります。食事づくりは毎日のことなので、ご飯を作るお母さんは大変かもしれませんが、子供の野菜嫌いが克服できるよう頑張ってくださいね。