組み合わせを間違えれば意味なし?野菜ジュースの難しさ。

ダイエットや健康志向はますます高まっていますね。「市販されている野菜ジュースでは栄養や食物繊維が不足するから」と、ジューサーやブレンダーを購入して自宅で野菜ジュースやスムージーなどを手作りして愛飲している方の数も急上昇しています。

ところで、自分で作る野菜ジュースは野菜や果物の種類を多く入れたほうがいい、とお家にあるものを色々混ぜてはいませんか?もしYESなら、それはちょっと危険かもしれません。

じつは野菜や果物の組み合わせ次第で、せっかくの野菜ジュースの栄養が無駄になってしまうこともあるのです。

組み合わせでおこる特殊な効果、それは3種類

相乗効果・相加効果・相殺効果というのを聞いたことがあるでしょうか?野菜を使ったジュースにも、組み合わせ次第でこの3つの特殊な効果が生まれます。

どのような効果をいうのでしょうか。

相乗効果、相加効果とはどんなものか

相乗効果とはあるひとつの栄養が他の栄養と合わさることによって、ひとつの栄養で得られる以上の効果を得られることをいいます。

相加効果とは例えばカルシウムを摂取しても骨への吸収は少ないのですが、マグネシウムにはカルシウムを骨に入り込ませる働きがあるのでカルシウムと同時に摂取すると効果的です。

相乗効果や相加効果は健康にはよいことなので野菜ジュースでも積極的に狙っていきたい効果ですね。

相殺効果とはどんなものか

相殺効果とは、あるひとつの有益なものがあったとしても、別の不利益なものがあるために有益なものが減少してしまったりします。また、プラスにもマイナスにもならない、つまりゼロなんですね。

このようなもったいない相殺効果が野菜や果物の組み合わせ次第では起こってしまうのです。せっかく健康を意識して飲む野菜ジュース、ぜひとも相殺効果だけは避けたいですね。

 

野菜ジュースでの効果的な組み合わせは

野菜の組み合わせ次第では効果が増加するものや逆に効果が相殺されるものがあるのが分かったところで、効果的な組み合わせをひとつご紹介しましょう。

柑橘類とトマトは好相性!

グレープフルーツやミカンなどの柑橘類はトマトとの組み合わせがとても効果的だと言われています。柑橘類にはエネルギーの代謝を促進することで脂肪の燃焼を助け、ダイエット効果があります。そして、トマトに豊富に含まれるグルタミン酸が加わると・・・あら不思議・・・

  • ダイエット効果が増す
  • 血液がサラサラになる
  • 風邪の予防、
  • アンチエイジング

こんな効果が著しく期待できるそうです。

効果的な組み合わせではこれは一例で他にもたくさんあります。ところが食のシステムはよくできていて、よく食べ合わせるようなものは、相乗効果や相加効果はあまり狙わなくても、自然とその効果を得られることが多いのです。

それよりも気をつけたいのが栄養を無駄にしてしまう相殺効果。次の項目で避けたい組み合わせをご紹介しますので、しっかりと抑えてくださいね!

 

野菜ジュース、栄養をゼロにしないための組み合わせ方

野菜ジュースの組み合わせでは相乗効果や相加効果がほとんどで、相殺効果が起こる組み合わせのほうが少ないようです。それでは相殺効果がある組み合わせをしっかり把握していきましょう。

きゅうりとトマトの組み合わせ

きゅうりにはアスコルビナーゼという酵素が含まれています。このアスコルビナーゼはトマトに含まれるビタミンCにダメージを与えてしまいます。えっ、サラダに二つとも入っている・・・

いいところにお気づきですね。

酢やレモンを一緒に混ぜることでアスコルビナーゼの効果を抑制してくれます。ですからサラダにドレッシングが欠かせないわけですね。酢や、レモンを使わないのであれば、トマトときゅうりは別々に食べる…こんな風に覚えておくといいでしょう。ほかにもビタミンCのある野菜や果物はおおいので、きゅうりとの組み合わせにはご注意を!

アスコルビナーゼを豊富に含む野菜や果物は

アスコルビナーゼという酵素は、キュウリに含まれるとお話ししましたが、ほかにもいろいろ身近でよく使う野菜や果物に含まれるのでご紹介します。

ニンジン、カボチャ、キャベツ、カリフラワー、シュンギク、バナナ、リンゴなど

ほとんどが野菜ジュースで使いやすい食材ばかりですね。これらの食材を使うときには酢やレモンを混ぜるようにするかビタミンCのない食材と組み合わせるといいでしょう。

ビタミンCを豊富に含む野菜や果物は

ビタミンCを多く含む食材で野菜ジュースに用いられやすそうなものを挙げておきましょう。赤ピーマン、黄ピーマン、パセリ、ピーマン、レッドキャベツ、モロヘイヤ、ブロッコリーアセロラ、レモン、柿、キウイフルーツ、イチゴ、など

乳製品と混ぜてはいけないもの

野菜ジュースも、栄養のバランスを考えて乳製品を混ぜる、という方もいらっしゃるでしょう。そんな方は次のフルーツは要注意です。

パイナップル、メロン、パパイヤ、キウイフルーツなど

これらは乳製品と混ぜるのはよくないといわれています。なぜかというと、これらに含まれる酵素が乳製品のたんぱく質を分解してペプチドというものに変換してしまいます。たんぱく質が分解されるので栄養価としては低くなりますし、さらに果物の栄養の吸収率が悪くなってしまうといわれています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか、組み合わせって大事なのですね。

まさか野菜や果物にも相性が悪い組み合わせがあるとは考えたことがありませんでした。ここで紹介したもの以外にも組み合わせの悪い野菜や果物があるのではないかと思いますが、この記事を読んだ方は大丈夫。新しい組み合わせの野菜ジュースを作るときは、「あら、これは大丈夫かな」という疑問が自然に生まれます。

せっかく健康のために意識してのむ野菜ジュースなので、効率的にそして効果アップして栄養を吸収できるようにしたいものですね!