それだったら生の野菜ジュースは栄養あるの??

市販の野菜ジュースは作る過程で多くの栄養素が失われるといわれ、また糖分も多く含まれている為、野菜不足解消やダイエットにはあまり頼りにならないと良く聞きますよね。では、生野菜を使った野菜ジュースならば、きちんと栄養を摂取する事が出来るのでしょうか?

今回はその魅力について効率の良い摂取方法と注意点も含め、詳しくまとめてみました。これから生野菜ジュースにチャレンジしたいという方も是非参考にしてみて下さい。

生野菜ジュースを飲む事のメリットとは?

生野菜を使って作るジュースには、市販の野菜ジュースや食卓に並ぶ野菜を使った料理では得られない体にとって良い物が沢山存在します。食材その物を丸ごと味わえる、生野菜ジュースのメリットとして以下があげられます。

  1. 栄養が濃縮されている
  2. 皮ごと摂取できる
  3. 酵素がしっかりと摂取できる

この三つの効果により、美容、そして健康面でも生野菜ジュースは有効とされています。それらのメリットを具体的にみていきましょう。

 

①:栄養が濃縮されている

どのような栄養がぎっしりと詰まっているのでしょうか・・・

美容や抗がん作用に効くビタミンCの摂取に優れる

余分な水分や調味料を加えない生野菜ジュースは、野菜本来のもつ栄養素をそのままの状態で摂取する事が出来ます。特に、水や熱に弱いといわれる水溶性ビタミン(ビタミンB群、ビタミンC、葉酸など)の摂取方法としてはピッタリで、美容に対しては勿論、抗がん作用が強い為、よりその成果を期待出来ます。

便秘解消の味方食物繊維が豊富

生野菜ジュースを作る場合、ミキサー(ブレンダー)を利用すると・・・

市販の野菜ジュースと比べると、飲みやすさという点では劣りますが、それは食物繊維がしっかりと入っている証拠でもあり、腸内環境の改善に役立ちます。その結果、便秘解消にも繋がりますので、ダイエットをする方にはとても効果的といえますね。

ジューサーを利用すると・・・

この場合は食物繊維のうち不溶性食物繊維はカスとして捨てることになりますから、市販の野菜ジュースと違いはありません。

 

②:皮ごと摂取できる

これも、ミキサーを使うかジューサーかで違いが出ます。ミキサーなら丸ごとの摂取が可能です。ジューサーならばやはりカスとしてのぞかれますが、皮をむかずそのままジューサーにかけるので、その部分に含まれる栄養は摂ることが可能です。

野菜や果物の中には、中身より皮の方が栄養素が高い物も存在します。その為、本来であれば皮を剥いて食べるそれらの食品を、丸ごと摂取できるジュースは、より多くの栄養素を摂取できるといえます。

皮ごと使うべき野菜とは?

皮ごと使うべき食品として、野菜ジュースによく使われるニンジンがあります。ニンジンには、βカロテンやビタミンCが豊富で、その栄養素が一番含まれている部分が、皮のすぐ下で、ピーラーなどで皮を剥いても皮と一緒に捨てられてしまうほど、その範囲は薄いといわれています。

果物の皮にも栄養は豊富

野菜ジュースに甘さを加える為に使われる果物には、リンゴやキウイ、オレンジなどの柑橘類がありますが、三つとも皮には栄養素が豊富に含まれており、リンゴの皮には強い抗酸化作用があるほか、食物繊維やビタミン、カリウムが豊富です。

食物繊維やフラボノイド、ビタミンCなどが果実の二倍といわれるキウイの皮は、丸ごとかじるには抵抗がありますが、機械を使いジュースにする事で全く気にならないのでオススメです。また、オレンジの皮は勿論の事、白い筋にもビタミンや食物繊維、ポリフェノールがぎっしりと詰まっています。

皮を使う際の注意点!

皮を使うときに気をつけなければならない事、それは残留農薬です。

無農薬の食品を選べば良いのですが、それにはお金がかかります。毎日摂取する為には、手軽に手に入る物を選ばなければなりません。出来るだけ信頼性のある国産食品を選び、使用する前には必ずスポンジなどを使ってこすり洗いをしましょう。酢水などで洗うのも効果的です。

 

③:酵素がしっかりと摂取できる

抗がん作用や抗酸化作用、デトックス効果など、体にとって沢山の良い働きをしてくれる酵素ですが、酵素には弱点があり、簡単に取れる栄養素とはいえません。それは、何故でしょうか?

酵素は熱に弱い性質をもつ

市販の野菜ジュースは、濃縮還元という製法で作られるものが多く、その過程で加熱処理が行われます。また、野菜を使った料理にも、茹で野菜や野菜炒めなど、熱を通す調理法がほとんどです。酵素は、大変熱に弱い性質な為、それらの方法では摂取する事が出来ないといわれています。しかし、生野菜を使った野菜ジュースならば、加熱処理をせずに作れる為、酵素の栄養素を下げずに摂取する事ができます。

酵素摂取のポイント

熱に弱い酵素を守るためには、使う道具の選択も大切です。高速回転のミキサーは摩擦熱が発生するので、低速回転で圧搾式であるスロージューサーの使用をオススメします。

 

生野菜ジュースを作る上でのデメリットと工夫すべき事

生野菜ジュースを作るデメリットには、

  1. 時間がかかる
  2. ジューサーなど道具をそろえなければならない
  3. 危険性のある食材を把握する必要がある

この三点があげられます。しかし、この負担とは比べ物にならない程の効果が得られる事は事実で、多くの方が生野菜ジュースを作って飲んでいる事が何よりの証拠でもあります。より健康な体を手に入れるための、賢く栄養を摂取するコツをご紹介します。

鮮度の良い食材を選ぶ

生野菜を使ったジュースは、使用する食材の鮮度がとても大切です。冷蔵庫にある残り物を減らしたいからジュースに…というやり方は、摂取できる栄養が低下しているほか、体調不良の原因にもなる為オススメできません。

必ず、鮮度の良い野菜を選び、購入して鮮度の高いうちに作る、これを心がけましょう。

種には注意が必要

種には、酵素抑制物質が含まれており、体内に取り入れる事で大量の酵素が消費されてしまいます。その結果、発がん性が高くなり大変危険です。

特に、ぶどう、すいか、りんご、みかんの種にはその害が多いとされている為、必ず種は取って使うようにしましょう。苺やトマト、キウイなど食べても害のない果物も存在します。昔から種ごと食べてきたもの、種の期にならない種類などは気にする必要もありませんが、不安な方は前もって確認する事をオススメします。

ニンジンジュースを作る際のポイント

野菜の中でも栄養豊富であるニンジンは、家庭料理では勿論、生野菜ジュースを作る際にもよく使用される食材です。しかし、生のニンジンには、ビタミンC破壊酵素であるアスコルビナーゼが含まれており、生野菜ジュース内のビタミン類を消してしまう恐れがあります。レモンやお酢にはそれを防ぐ力がある為、ニンジンを使う際には、混ぜると良いといわれています。

また、ニンジンのGI値の高さをカバーし、血糖値の上昇を抑える働きも持っていますので、忘れずに加えるようにしたいですね。

 

まとめ

「生野菜ジュースに栄養はあるのか」ということを見てきましたが、いかがでしたでしょうか?生野菜ジュースを飲む事で得られるメリットはとても多く、デメリットと比較してもその効果は絶大です。工夫をする事で更に効果を上げる事が出来ますので、皮や種の注意点に気をつけ、是非毎日の摂取を心がけて下さい。栄養満点な生野菜ジュースは、きっとアナタの体だけじゃなく心もリフレッシュさせてくれますよ。