目が充血しやすいのって、野菜不足?

鏡をのぞいて気がつく、目の充血。
不健康な生活のせい?寝不足かな?と思い当たる原因を考えるけれど、時間が経てばまた白目に戻る事が多いため、あまり気にしない人も多いのではないでしょうか。

しかし、血走った目は、体内に足りないビタミンを求めてSOSを出しているのかも?目の健康に良いビタミンは、野菜からも摂れます。天然のベジタブルサプリのチカラで、いつもすっきりと綺麗な瞳でいることをめざしませんか?

目が充血してしまう理由

目が赤くなるという症状は、生活習慣の質の低下を表したり、重大な病気を指すこともあります。そして見た目にも疲れている印象を与えてしまいがち。人と会う時など、今すぐになんとかしたい!と思ってしまいますよね。

まずは、そんな困った充血のメカニズムを知ってウサギ目からさよならする手がかりを得ましょう。

充血には2種類あった?

目の充血には2種類あります。
ひとつは、「結膜充血」と言って白目の部分が血走ったように赤くなるタイプのもの。目にゴミが入った時や花粉などでも反応し充血します。他にも、プールなどでウィルス性の結膜炎にかかり赤くなった、という方も多いのではないでしょうか。しかし、一番の原因は疲れ目。涙が出る、めやにが多い、ということが特徴です。

もうひとつは「強膜充血」といって、角膜という黒目の上にある透明な膜の周囲から外へ、激しく赤く充血するものです。これは角膜の疾患で、緑内障などの病気が原因ですのですぐに病院へ行かなくてはいけないものです。

どちらのタイプの充血なのか良く分からない?という時は、まぶたの裏をめくって見てみてくださいね。白目部分の上のほうと、まぶたの裏まで充血していたら結膜充血です。

充血の原因は、主に疲れと栄養不足

白目の部分、結膜には普段は目に見えない血管がはりめぐらされています。長時間のPCの見すぎなどで目が疲れると、疲労を回復すべく血液の量が増やされ、血管が太くなった結果、充血となって見えるのですね。目を休めるのはもちろんのこと、目薬をさしたり、ツボを押したりと応急処置は欠かせません。しかし、また充血してしまう…。

そこで、目そのものの機能をアップさせたり、疲れにくくするために、体の中からビタミンを摂ることが重要になります。 スーパーで買えるような野菜で充分にビタミン摂取ができます。また、首や肩まで通った自律神経が、目の使い過ぎで緊張し、充血に拍車をかけている場合もあります。そんな視神経もリラックスできるような食べ物も同時に摂りたいものですね。

野菜を食べる事で充血をなくす

野菜を積極的に摂ると、風邪をひきにくくなったり、ダイエットにも良いと聞きます。ならば、目にも良いのでしょうか。答えは大正解です!野菜のどんな栄養が目の健康に関係があるのか、詳しく見てみましょう。

物を感知する目力を強くする「ビタミンA」

私たちが色や光を感じたり、物をとらえて認識するという目の機能は、ビタミン不足になると衰えてきます。眼球の後ろ側にある「網膜」という薄いスクリーンのような組織、この網膜には「ロドプシン」という物質があり、目に見えたものを瞬時に電気信号にして視神経に送る役割をしています。

ロドプシンの合成には、緑黄色野菜などに含まれるビタミンAが欠かせません。ビタミンAが不足してしまうと、暗がりで物が見えにくくなったり、目の表面が乾いてドライアイにつながることにもなりかねません。

緑の野菜に多い「ルテイン」

もうひとつ、網膜に良い作用がある栄養素で「ルテイン」があります。緑黄色野菜に含まれる天然の色素成分、カロテノイドの一種。抗酸化作用が強く、目を紫外線やPCから発するブルーライトから守ってくれます。

野菜だとほうれん草、ブロッコリーなどに多く含まれ、食べれば食べるほど網膜にルテインが増えるといいます。目にやさしいグリーンを!と覚えておいて、それらの野菜を摂るようにするといいかもしれませんね。

目の働き強化「ポリフェノール」

ナスやむらさきいもなどの青紫色にも、アントシアニンという疲れ目に強力な味方があります。抗菌・抗酸化にすぐれたポリフェノールの一種なんですね。

どんな働きをするのか例を挙げると…人間は日焼けをすると、肌にメラニン色素を出して黒くし、細胞の傷つきなどを防ぎます。目も、アントシアニンによって紫外線などからガードされ、網膜のロドプシンの合成の促進に一役買われている訳ですね。

しかも、アントシアニンはルテインと一緒に摂るとさらに力がパワーアップ!

神経から来る目の疲れにも効く「ビタミンB1、2」

PCの画面や手元での細かい作業など、物を近くで見すぎると目がしょぼしょぼしてきませんか?気が付くと、首、肩もこり始め、頭痛や目の充血が始まっている…これは、ピント機能が近くで固定され、脳が緊張している状態が続くことより自律神経が乱れてしまうからなんです。

目に対しての神経の伝達もうまくいかず、目の周囲の毛細血管にも充分な血液や酸素が送られなくなってしまうからです。

目の健康に悪影響を及ぼす自律神経の乱れ。これは、さやえんどうやグリンピースなど豆科の野菜を食べることで解消できます。特にグリーンピースには、ビタミンB1、B2が豊富。ビタミンB1は神経系統の安定にも良く、自律神経失調などから来るイライラや、手足の冷えなどにも効果的です。ビタミンB2は代謝を上げ、目の粘膜の保養をすることから充血予防になるんですね。

 

充血をなおす主な野菜

目の充血にはどうやら、酷使しすぎと周囲の神経も多いに関わっている事が分かりました。そこで、体の内側から充血解消に効く野菜の種類と食べ方をご紹介します。

れんこん

目の神経を活発にするビタミンB1と、目の周囲の血管を強くするビタミンCが豊富です。シャキシャキとした歯ごたえが美味しいですよね。ビタミンCは水に溶けやすいので、煮るよりもお肉や魚介をペーストしたものを挟んで焼いていただくのがおすすめ!さらにビタミンCにはアントシアニンの抗酸化作用をさらにアップさせる力があるといいます。

にんじん

にんじんに含まれるベータカロテンは、野菜の中でもモロヘイヤに次いで含有量が多いことで知られています。そして体内で目の栄養に欠かせないビタミンAに変化します。

ビタミンAが良い作用をおよぼしてくれる目の機能に、毛様体という場所があります。目の水晶体の周りに発達した筋で、ここが弱るとかすみ目や老眼などが進んでしまうのですね。

ビタミンAは油と一緒に摂ると効率よく吸収されるので、炒め物などにすると良いですよ。目の周囲の筋力アップも忘れずにしたいものですね。

みつば

お吸い物などで使う、あのみつば?とあまりピンと来ないかもしれませんが、ベータカロテンが実は豊富な野菜。

また、あのツンとくる香りも不眠症解消など、自律神経を休ませる作用があるそうです。 ビタミンAも豊富で、目の粘膜保護には欠かせません。料理で少量しか使わない、という方はハンバーグなどに混ぜて作るのもアクセントになっておいしいですよ。

 

まとめ

やっかいな目の充血。目を温めたり、休めたりという対症療法はもちろん、体の内側から目の神経に良い栄養を送ることで、充血になりにくい体質をめざしたいですよね。

特にカロテノイドが豊富な、色鮮やかな野菜をチョイスすることをこころがけて、充血しらずの真っ白な白目になりたいですね。