美肌作りの野菜ジュース生活

美肌になるにはどうしたら良いのでしょう。
睡眠を充分に取ったり、ストレスを極力ためないようにと心がけても、いまいち肌の状態が良くない!気がついたのは食生活。健康なお肌になるには、やはり野菜を食べたほうがいいのかも。でも毎日、サラダやスープを作るのは大変。そこで、市販の野菜ジュースを飲むことを思いつきました。

野菜が一種類ではなくたくさん含まれていることから、効率よくビタミンなどが摂れそうです。コンビニでも買える野菜ジュースで美肌に近づけるのか、1週間飲んで試してみました。

美肌になる野菜の栄養素とは?

カゴメから発売されている「野菜一日これ一本」。これを飲もうと決めた理由は、1本200mlの中に野菜350g分が入っているから。実際、毎日それぐらいの野菜を摂取するのが理想だそう。350gというと、キャベツ半玉くらい。けっこう多いです。このジュースの中にはさらに野菜が30品目も濃縮されて入っているそう。

市販の野菜ジュースは数あれど、「野菜一日これ一本」の中に特に多い3つの栄養素を発見!しかも、それがお肌に良さそうなんです。

その1 トマトの「リコピン」

紫外線やストレスなどで、体の中に活性酸素ができるとシミ、しわの原因になってしまいます。トマトの赤い色素、リコピンは抗酸化に優れていて、肌の老化を遅らせる作用も。メラニン色素の沈着と、コラーゲンの分解も極力防ぐには1日に16mgのリコピンを摂ることが必要。この野菜ジュースにはきっかり16mg入っています。

その2 ほうれん草、ブロッコリーから「葉酸」

他社の野菜ジュースには含まれていない栄養素を発見しました。ビタミンBのひとつである葉酸です。美肌に良いの?とあまりピンと来ないかもしれませんが、赤血球の合成をうながすことから血行が良くなり、顔色が明るくなる効果があります。たんぱく質の合成などにも関わっていることから、弾力のある肌を作るには欠かせないのですね。

その3 紫キャベツの「ポリフェノール」

紫の色素はアントシアニンと呼ばれ、目に良いのは有名ですね。それだけではなく、抗酸化作用を持つポリフェノールの一種なので活性酸素を抑えるのはもちろん、抗菌作用もあります。 ニキビの原因になるアクネ菌などを減らす作用があるとのこと。肌の新陳代謝を活発にするのでターンオーバーも正常に戻るかも。

 

美肌といえば、ビタミンCは?

ところで、肌に良いといわれているビタミンはイメージでいうと、シミを薄くするビタミンCなど。「野菜一日これ一本」 にはちゃんと含まれているのかそこも調べてみました。

ビタミンCは熱に弱かった!

メラニン色素の沈着を抑えて、肌を美白してくれるというビタミンC。1日に100mgは摂らないといけないそうなのに、 成分表を見てみると…ない。ビタミンCの項目が空欄になっています。なんと、加熱処理をする段階で成分がこわれてしまうとのこと。これは多くの市販されている野菜ジュースでは製法上やむを得ないことだそう。がっかりしかけましたが、他の成分で有効な情報を得ました。

にんじんのビタミンAに期待

野菜には硬い殻のような細胞壁というものがあり、そのまま食べるよりも細かくジュースに粉砕したほうが吸収率が高まるといいます。 中でもにんじんなど緑黄色野菜が持つベータカロテンは、ジュース加工にすると固形の生のまま食べるよりも1.5倍の吸収率。体内でビタミンAという皮膚や粘膜を健康に保つ成分に変わることから、奥のほうに隠れたシワなども未然に防ぐそう。

また、リコピンに関してはジュースにするとなんとトマトのまま食べるより3.8倍の吸収率。どちらも、しっかりとこちらの商品に含まれています。

 

実際に野菜ジュースを飲んでみた

1週間、夕食と一緒に一本飲む習慣を始めてみました。なぜそのタイミングかというと、昼間、紫外線などで活性酸素が作られてしまった体に、寝ている間に栄養素がよく浸透するように。リコピンなどは小腸から吸収されたあと6~8時間後に肌の細胞に届くというから、お肌のゴールデンタイムにドンピシャです。目が覚めたら、プルプルの肌になっていますように…

市販のジュースの味や飲み心地

思ったよりも繊維感を感じられ、トロっとしています。砂糖不使用でトマトの味が感じられ、野菜の成分をまるまる摂っている!と実感。

ただ気になるのは、野菜が30品目も使われているということは、その時取れる旬の野菜をそれぞれいったん水分を飛ばし保存をしているんですね。ジュースの形として製造される際に、再度水を加えて濃度を一定にします。これがいわゆる濃縮還元。なので、野菜の青臭さもあまり感じられず飲みやすいです。ただ、栄養分も細かくなりすぎているのではと不安に。

3日目の朝、うれしいことが

便秘がちなお腹が動き、お通じがありました。気持ちの問題?とも思ったけれど、自然な腸の動きを感じられて野菜の栄養が届いているのかもと期待が高まります。腸の中に便がたまったままだと、毒素が血液にもまわりお肌に悪いことこのうえないので美肌には腸内環境も大事です。

整腸作用があるのは、セロリ、カリフラワーなど食物繊維が1.9gと少しながら入っているせいなのでしょうか。もしくは栄養が良くしみこむようにドカ食いなどはせず昨晩はジュースと和食で済ませたせいかもしれません。

5日目、考えてみれば分かった変化

朝、目覚めが良いことに気がつきました。そして、少々風邪気味だったのが、悪化せずにあっさりと回復に向かっています。なんとなく、体全体がシャキッと芯が通っているような感覚。

すかさず、ジュースの成分表をチェック。疲労がやわらいだのは、チンゲン菜、ブロッコリーなどに含まれる鉄、カリウムのおかげかも?と気が付きました。体内の余計な塩分を排出させるカリウム、貧血予防に造血などの作用のある鉄。肝心のお肌はというと吹き出物はなく、触った感じは脂ぎってもなく、乾燥もなし。特にトラブルなどは出ていない様子。

 

市販の野菜ジュースを飲んで一週間後の結果です。

一言でいうと、美肌に効いたかといえばまだ未知数に終わりました。胃腸の調子は良くなりましたし、寝起きも少し改善されたようです。体の内側から、じわじわと健康に近づいて行けば時間はかかるかもしれないけれど、トータルで美肌に近づいていけるかもしれません。

 

まとめ

短期間の野菜ジュース生活なので、シミが薄くなるというよりは顔色が明るくなることを狙っていたのですが、特にそこまで効果は感じられなかったです。顔色が良いと上からつけるファンデーションも色づきが違いますしね。でも、目の下のクマは少し薄くなったような、そんな気がします。

ただ、飲んだ際に体の中をスーッとみずみずしい液体が通ることから、体内を洗浄しているようで気分は良かったです。その反面、飲みやすくするために食物繊維感を少なくしてサラッとしている点が、やはり栄養が薄まっているような気分は否めません。ガツンと効果を感じるのには物足りないところではありました。同時に、これが生野菜ジュースだったらどんな結果を得られるのか…… そんな興味も沸きました。