野菜ジュースで美容なんて考えは甘すぎる

美容やダイエット目的で野菜ジュースを飲む方はとても多く、市販の商品の種類も日々増え続けています。

毎日続けてるという方も少なくないと思いますが、実際にその効果は期待できるのでしょうか?そこで今回は、野菜ジュースと美容の関連性から正しい飲み方に至るまで、詳しくまとめてみました。間違った摂り方をしない為にも、是非参考にしてみて下さい。

美容に野菜ジュースは効果的?

コンビニは勿論の事、スーパーや薬局などでも購入出来る野菜ジュースです。手軽さゆえに、野菜を摂取するつもりで飲んでいる方も多いことでしょう。それは、野菜には美容に関係する栄養素が豊富に含まれている事、野菜不足が体を壊す一つの原因である事、これらは多くの方が知っているからです。

ですが、あくまでそれは食生活で摂取する生野菜の事を指しており、市販の野菜ジュースから同じ効果が得られるのかは判断が難しいところです。

では、生野菜と市販の野菜ジュースの違いとは一体何なのでしょうか?

 

栄養素の摂取量は大きく異なる

同じ食材を使用していても、生野菜と野菜ジュースとではその摂取量に違いが生まれます。

美容に必要とされる栄養素とは?

美容に必要な栄養素には、βカロチン(ビタミンA)、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ミネラル、酵素などがあります。

生野菜と、野菜ジュースの大きな違いとは

野菜ジュースを作る過程で行う加熱処理があげられます。 美容に必要とされる栄養素のうち、熱に弱い成分がそこで失われてしまいます。上の栄養素で挙げたうち、特に重視すべきビタミンB群とビタミンC、そして酵素は大変熱に弱い為、摂取方法には気をつけなければなりません。

 

ビタミンB群・ビタミンC・酵素の美容への働き

加熱処理で失われるビタミンB群、ビタミンC、酵素ですが、これらは肌や髪、爪などを美しく保つ為には必要不可欠な成分です。

つまり、これらを摂取できないとなると美容効果があるとは断言出来なくなります。それでは、これらの成分が美容にどのような働きをみせるのか見ていきましょう。

健康な細胞を作り出す手助けをする《ビタミンB群》

ビタミンB群の働きには、皮膚や粘膜、髪や爪の健康維持や脂質の代謝を促すなどがあります。健康で丈夫な細胞が増える事で、肌のハリや髪の艶が生まれ、老化知らずな美が実現されます。また、脂肪の代謝を促す力により、ダイエット効果や肥満による生活習慣病の予防にも繋がります。

ビタミンB群が不足すると、肌荒れやホルモンの乱れ、疲労物質が溜まる事によるストレスや倦怠感、貧血などが起こりやすくなります。

くすみの無い、透明感のある肌を作り上げる《ビタミンC》

シミやソバカスの原因となるメラニン色素を防ぎ、コラーゲンの生成には必要不可欠であるビタミンCは、美を意識する女性にとって頼もしい栄養素といえます。美容以外にも、体の免疫力の強化やコレステロールを下げる効果ももっている為、丈夫な体を作り上げる成分でもあります。

便秘解消や冷え性対策にも役立つ《酵素》

加熱処理によって最も失われやすいといわれる酵素ですが、その働きはとても多く、消化や吸収、代謝、排泄といった、人の体内で繰り返されるその過程全てに関係しています。ビタミンやミネラル、タンパク質の吸収を助け、その結果、腸内環境が改善され、便秘解消へと繋がります。体の毒素が減る事で、細胞の活性化が実現されるので、美と健康を支える一番の栄養素と言っても過言ではないでしょう。

ビタミンやミネラルなど美容にとって効果的な栄養素の吸収を助けるという事は、言い換えると、酵素が足りなければその効果は半減するという事です。積極的な摂取を心がけたいですね。

 

正しい野菜ジュースの取り方とは?

失われる栄養素も存在する野菜ジュース。しかし、失われずに残る栄養素もしっかりとある事から、摂取しないよりはした方が良いと言われています。では、野菜ジュースを効率よく利用するにはどうしたらよいのでしょうか?

健康的な食事に、+野菜ジュースが望ましい

野菜ジュースを飲む理由として、忙しくて料理を作れない、または食事が偏ってしまうからという方はとても多く、野菜不足の改善として野菜ジュースを選ぶ方も少なくありません。

しかし、前述のように野菜ジュースで得られる栄養素には限界があり、カロリーも高い為、美容やダイエットを望むのであれば、普段の食生活の改善を先に行うのが良いとされています。あくまで、普段の食生活の+αとして野菜ジュースは利用するようにすることがよいわけですね。

食欲が無い…そんな時こそ野菜ジュースを

体調を崩した時や食欲がないときの無理な食事は、胃や腸に大きな負担となります。しかし、全く何も胃に入れないとなると、栄養が摂取出来ないだけでなく、胃酸により胃が傷つけられてしまい、大変危険です。野菜ジュースにはリコピンなど失われない栄養素も数多く存在するので、体調を崩した際は、固形の食事を無理に摂るのではなく、サッと飲める野菜ジュースを選びましょう。胃や腸の消化が弱っていても野菜ジュースであれば負担は最小限に抑えられます。

ジュースで摂るなら“生野菜”を使った手作りジュースが効果的

生野菜を使用した料理よりも野菜ジュースが勝る点として、吸収率の高さがあげられます。吸収率は摂取量とは違い、体に吸収されやすいかされにくいかの事を指します。野菜ジュースは液体で栄養素を摂取する分、その効果が良いとされています。

そこで、オススメしたいのが生野菜を使用した野菜ジュースの摂取です。市販の野菜ジュースに比べ、野菜選びや道具を使用したりなど手間はかかりますが、その分、食材その物を丸ごと使用する為、市販の野菜ジュースでは摂りにくいビタミンや酵素をしっかりと栄養素として摂る事が出来ます。美の実現には努力が必要不可欠です。是非一度お試し下さい。

 

まとめ

いかがでしょうか?野菜ジュースで得られる栄養素には限界があり、それだけでは大きな美容効果は期待できません。市販の物でも手作りであっても、野菜ジュースは健康的な食生活の補助的道具として使用しましょう。そうする事で、バランスが保たれ、より良い効果が望めますよ。