フケの原因は野菜不足か。野菜を食えばフケも出ないの? 

フケがなぜでるのか知っていますか?ストレスや生活習慣の乱れなど理由はさまざまですが、原因の1つに「野菜不足」が関係しているといわれています。野菜不足とフケはどんな関係があるのでしょうか。また、野菜を食べればフケは出なくなるのでしょうか・・・野菜とフケの不思議な関係をご説明しましょう。

2種類のフケ

フケには大きく分けて2種類ありますので、まずそれぞれの特徴を見てみましょう。

乾燥性フケ

名前の通り、乾燥していることが原因となるフケです。
パラパラと白いものが降ってくる経験はありませんか?これが乾燥性フケの特徴です。

健康な肌はターンオーバーが正常に働いており、表皮細胞が時間をかけながら角質層となり自然とはがれて新しい皮膚になります。このサイクルが乱れてしまうとフケが塊のままはがれてしまい白い粉として落ちてきます。

脂性フケ

脂性フケはべたべたとした脂っぽいフケのことで、髪に絡んだまま落ちないのが特徴です。脂性フケは、パラパラと落ちる乾燥フケとは対照的に、皮脂が多すぎることが原因です。頭は体の中でも皮脂の分泌が一番盛んな場所なため、汚れが溜まっていたり、汗をかきやすい人に良く見られます。一般的には脂性フケの方が塊が大きく、黄色っぽい色をしています。

 

野菜不足とフケの関係

フケは、大きく2種類ありますが、このフケと野菜とは関係なさそうに感じますね。ところが、実は大きな関わりがあります。

肌の乾燥はなぜ起こる?

野菜が不足してしまうと、体に必要なミネラルや水分の摂取量が減ってしまい乾燥を招いてしまいます。また、野菜不足によって食物繊維などの摂取量が減ってしまうと腸内環境が悪くなります。

便秘になると肌荒れが起こりやすくなるという話を聞いたことがありませんか?頭の皮膚も顔の肌と同じように野菜不足によって起こる便秘で肌のターンオーバーが乱れてしまい、結果として乾燥してフケが出てしまうことになります。

なぜ脂っぽい肌になる?

脂性フケも同じように、野菜不足になってしまうと肉や魚といった脂質分の多い食事になってしまいます。すると、皮脂の分泌が盛んになってしまい頭皮が脂っぽくなってしまいます。もちろん、肌の乾燥と同じように、野菜不足で肉類中心の食事のために、便秘を起こしやすくなり、果てには腸内環境悪化で結局肌に影響が出ることも共通します。

野菜不足による体質の変化がフケと関係していると言えそうです。

 

野菜を食べればフケは解消されるの?

それでは、野菜不足が解消されればフケも改善されるのでしょうか。

乾燥性も脂性も、フケは野菜不足が原因の1つだということが分かりました。つまり、野菜不足を解消することで、フケもなくなる可能性があります。ただし、野菜ならなんでもいいのではなく、フケ解消に合わせた資質の野菜を選ぶことが大切になってきます。

乾燥性フケの場合

乾燥性フケは肌のターンオーバーを正常にする必要があります。

特に、便秘の人は血液のめぐりも悪くなっているため大切な栄養が頭皮まで届いていない場合があります。まずは便秘の解消に効果的な食物繊維の豊富な野菜を食べるようにしましょう。また、乾燥する原因を防ぐためにビタミンA、Cを多めに摂取ることがオススメです。

脂性フケの場合

脂性フケは野菜が不足することで肉や魚といった脂分の摂取量が増えることで頭皮の皮脂分泌が盛んになることが原因です。ですから、野菜も含め、バランスのいい食事をする必要があります。脂性フケの人はビタミンBが不足していることが多いので、ビタミンBの多い野菜を摂取するといいですね。

また、皮脂が多くなることでマラセチア菌が増殖します。マラセチア菌は私達の頭皮に常駐している菌で、普段は頭皮から侵入しようとする悪い菌から守ってくれています。しかし、皮脂が多くなってしまうと、常駐しているマラセチア菌が増殖してしまいフケの原因になります。ですから、マラセチア菌に効果のある亜鉛も積極的に摂取するといいでしょう。

 

フケに効果的な野菜

フケに効果的な野菜をいくつか紹介しましょう。

乾燥性フケにおすすめの野菜

:シソ

シソは薬味として食べられることがほとんどですが、ビタミンAを豊富に含んでいます。たくさん食べるのは難しい食材ですが、天ぷらにして食べたり、シソジュースにして飲むとシソの香りも一緒に楽しむことができます。

:人参

人参はビタミンAが豊富で、一緒にカロテンもとれるすぐれた野菜です。ビタミンAは油との相性がいいので、かき揚げにして食べたり、炒め物にするといいでしょう。

:赤ピーマン

ビタミンCは色の濃い緑黄色野菜に多く含まれています。特に、赤ピーマンは含有量が多くサラダでも食べることができるため手軽に摂取できます。ただし、ビタミンCは水溶性で加熱に弱く水に溶けやすいので、水にさらしすぎたり加熱しすぎないようにしましょう。

脂性フケにおすすめの野菜

:ビタミンB郡

ビタミンBとは「ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB3(ナイアシン)・ビタミンB5(パントテン酸)・ビタミンB6・ビタミンB7(ビオチン)・ビタミンB9(葉酸)・ビタミンB12」の8種類からなりたっています。それぞれを多く含む食品を紹介します。

ビタミンB1…かぼちゃ、さつまいも、ブロッコリー、豆類など

ビタミンB2…モロヘイヤ、紫蘇、菜の花、ブロッコリー、パセリなど

ビタミンB3…切り干し大根、かんぴょう、貝割れ大根、グリンピースなど

ビタミンB5…カリフラワー、メキャベツ、たけのこなど

ビタミンB6…にんにく、唐辛子、パプリカなど

ビタミンB7…枝豆、菜花、ソラマメ、モロヘイヤなど

ビタミンB9…枝豆、アスパラガス、サニーレタス、クレソンなど

ビタミン12…実は野菜にはほとんど含まれていません。そのため、野菜以外で補いましょう。

:亜鉛を含む野菜

マラセチア菌の抑制に効果のある亜鉛を含んでいる野菜のトップクラスは、ビタミンB郡と同じように「紫蘇」や「パセリ」といった薬味系の野菜です。また、ルッコラや菜の花にも多くふくまれています。

 

まとめ

野菜不足を解消すればフケにならないことがわかりましたが、適切な野菜を選び、正しい摂取方法で効果が発揮されます。

まずは、自分がどんなタイプのフケなのかを理解した上で、その種類に適した野菜を食べるようにしましょう。成分によっては水に弱かったり、油と相性がよかったりしますので、サラダで食べたり炒め物にしたり、毎日の食卓には必ず野菜があるようにするとフケも改善されてくるでしょう。